#0 「BATTLE STATIONS: PACIFIC」 タイトルムービー・XBOX360版
『バトルステーション:パシフィック』は、アクションゲーム・シューティングゲーム・リアルタイムストラテジーの3ジャンルをひとつにまとめ、大東亜戦争の海戦と空戦を舞台とするバトルステーションズシリーズの第2作目。
開発元はイギリスのゲーム会社アイドスの子会社、アイドス・ハンガリー。
Battlestations: Pacific
バトルステーションズ:パシフィックジャンル:アクションゲーム
シューティングゲーム
リアルタイムストラテジー
対応機種:Microsoft Windows XP/ Vista
Xbox 360
開発元 :アイドス・ハンガリー
発売元 :🇺🇲アイドス
🇯🇵スパイク
人数 :1人-8人
メディア:Windows:DVD-ROM
Xbox 360:DVD-ROM
発売日 :🇺🇲2009年5月12日 (PC・Xbox 360)
🇪🇺2009年5月13日 (PC・Xbox 360)
🇯🇵2009年5月28日 (Xbox 360)
概要
本作のキャンペーン・モード(いわゆるストーリー・モード)のステージ総数は約30と、前作の倍以上のボリュームとなった。
前作でのキャンペーン・モードは米軍側からの視点のみ(その代わり高難度のチャレンジ・モードは日本側ミッションが中心だった)であったのに対し、本作から日本軍視点のストーリーも用意されている。
ミッドウェイ海戦から沖縄の戦いまでの大東亜戦争後半を題材としているため、桜花や回天のような特攻兵器が登場。
さらには震電のような実戦に間に合わなかった未成機も登場する。
グラフィックス
前作では昨今のゲームとしてあまりにも控えめ、地味な印象があった波や砲撃、爆発などのエフェクトも美しく派手なものになっている。
前作では日本海軍の艦船の側面に、カタカナや(間違った)漢字で艦名が書かれており、今作でも最初の予告の時点では(間違ったまま)艦名が書かれていたが、最終的に削除された。
ただ、兵器図鑑などにはそのまま残っている部分もある。
航空機ユニット操作時のコックピット視点が追加された。
計器の配置及び、計器類が実際には動作していない等、多少ディフォルメはされているものの、コクピット内が3Dで機種別に再現されており、ゲーム中いつでも切り替える事が可能。
風防(キャノピー)の枠が透けたりはしないため、当時の航空機の視界の良し悪しも味わえる。
なお大型の機体ではコクピット視点は無く、同じ操作で銃座モードに移行する。
艦船、航空機ともに破損のアニメーションが強化され、撃破された時のバリエーションが大幅に増えている。
航空機では翼がもぎ取れる、粉々に砕け散る、艦船では砲撃の衝撃で船が揺れる、魚雷を受けて船体が真っ二つに折れる、艦橋が瓦解する、甲板に大穴が空くなど。
破損箇所は、艦船によって異なるが艦首や艦橋、煙突、甲板、舷側、艦尾など多岐にわたる。
空母などは前後部の飛行甲板が、潜水艦は艦橋などが破損される。
なかでも艦船の沈没後、その海域にしばらく小さな残骸が浮遊するようになったのは、ゲームとして珍しい表現といえる。
また、短時間ではあるものの、油の漏れや火災が起きたりもする。
音声
前作Battlestations: Midwayでは日本軍側の音声が日本語となっていたが、公式フォーラムで英語圏のプレイヤーから「日本語音声では状況の把握が難しい(判断が遅れる)」という声が度々あったため、BSPでは開発途中で日本語音声から日本語訛りの英語に変更された。
日本語版では日本語音声に差し替えられている(アメリカ軍側の英語音声はそのまま使用)。
キャンペーン・モード
シナリオモードはそれぞれの陣営から同じ戦場を見るのではなく、両者とも独立したシナリオとして進行する。
アメリカ側のキャンペーンはおおまかにではあるが、史実に沿ったシナリオになるのに対して、日本軍キャンペーンは『もし日本軍がミッドウェイ海戦に勝利していたらその先はどうなるか』というテーマで進行する。
そのため上記の『震電』のような未完成の機体も戦場に投入されることとなる。
音楽
和風の楽曲だった前作と同様、今回もリチャード・ジャックが作曲を担当する。
ちなみに彼はこれまでにジェットセットラジオフューチャーやMass Effectの音楽を担当していた。
シリーズプレイリスト:https://www.youtube.com/playlist?list=PL5C-Fkv1IA1Prxck0R0U9WAxfEoUECIDp
#バトルステーションズ #パシフィック #BattleStations #Pacific
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