【ゲゲゲの鬼太郎】 最強キャラ ゲゲゲの鬼太郎 ランキングTOP10【ネタバレ】【漫画】【ランキング】【最強】【妖怪】【キャラ】【水木しげる】【目玉おやじ】【猫娘】【一反木綿】【謎】【TOP10】
0ゲゲゲの鬼太郎について
水木しげるの代表作であり、戦後日本に妖怪という概念を定着させた。主人公鬼太郎を中心に、多種多様で強烈なキャラクター性をもった妖怪達が巻き起こす騒動を描く。登場する妖怪の大部分は、日本各地の伝承や江戸時代の黄表紙などに記されていたものを基としているが、子泣き爺、砂かけ婆、一反もめん、ぬりかべなど、本作によってそのイメージが確立したものも。本作は貸本漫画であった墓場鬼太郎をベースとして少年誌に連載された作品であり、鬼太郎、目玉おやじ、ねずみ男などのキャラクターは、墓場鬼太郎版のものがほぼそのままの形で流用されている。連載当初のタイトルも墓場の鬼太郎であったが、TVアニメ化にあたってゲゲゲの鬼太郎に改題された。最初の少年誌連載以降、青年漫画誌や一般誌を含む数多くの雑誌媒体で掲載連載されており、鬼太郎夜話、鬼太郎のベトナム戦記、鬼太郎とねずみ男、鬼太郎の世界お化け旅行といった続編派生作品も多い。
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詳しい概要
当初は独特な雰囲気を持つ怪奇漫画で、一部のマニアックなファンから大きな支持を得た。一般受けは難しく、さらに原稿料の踏み倒しに遭うなど諸々の事情から、昭和39年まで貸本版元を転々とし、断続的に発表されていた。
紆余曲折の後、昭和40年に漫画雑誌に移り、週刊少年マガジン（講談社）で墓場の鬼太郎として不定期連載を開始。第1話は貸本版の流れを考慮し、鬼太郎の誕生からリニューアルするのではなく、続編的に描かれた。鬼太郎は詳しい存在説明がなされず、いきなり登場している。
昭和42年より定期連載となる。掲載誌の変遷に伴い、対象とする読者の年齢層も考慮し、作品の方向性が変更されたことで人気を得た。
その間に貸本版墓場鬼太郎の前期編鬼太郎の誕生と鬼太郎夜話が、月刊漫画ガロ（青林堂）で雑誌版用に新たに描き下ろし発表されて、マガジン版や後年の原作シリーズとも繋げられている。
この時から、主人公である鬼太郎と仲間妖怪達に、人間と敵対する妖怪と戦うヒーローとしての側面が生まれた。自然への敬意を失い、破壊を続ける人間を正し、人間と妖怪の仲介を果たそうとする物語への展開を始める。
それでも完全に子供向けの勧善懲悪ものや単純な理想主義の作品となったわけではなく、経済や効率を優先する社会への痛烈な風刺や、時事問題が随所に盛り込まれている。貸本漫画時代から対象年齢が高かったこともあり、時に登場する妖怪や人間とのやりとりにユーモアやシュールなシーンも見せながら、妖怪漫画の傑作として現在に至る。
原作の連載は、後に週刊少年サンデー（昭和46年）やコミックボンボン（昭和60年から複数回）などでも掲載された。
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